ハリーポッター不死鳥の騎士団
2008年 09月 25日
こちらも同様に、本2冊分を1本の映画は無理がありました。
本の評価で、『ダラダラと長すぎ』とかいう意見も見かける程、
私自身も前半を読んでいるときにはハリーにちょっとイライラしましたが、
ハリー・ポッターシリーズとしては、ここから核心に近づく重要な部分だと思っています。
これまではハリーが成長する序章にすぎないと。
しかしながら、この映画ではその重要な部分が薄っぺらすぎると思います。
ヴォルデモートが何故赤ん坊のハリーを襲ったのか、
シリウス・ブラックやスネイプ、ネビルなどの過去が明らかになるハズなのに、
映画ではほとんど語られていないし、
本ではキーポイントになる脇役が、ただの通りすがかりの役になっていたり、
時間短縮の為に話の設定も色々と変更されています。
映画だけ観た人すべてが分るのか?
本を読んだ人には物足りない・・・なんだかどっちつかずな感じがします。
ちょっと、というか結構残念。
最後にシリウスが死んでしまって、
本の中ではハリー自身も立ち直れない程悲しんでいたのに、
映画では結構あっさり立ち直っていて・・・
私的には解せないシーンでした。
シリウスを殺したベラトリックス役の女優さん(ヘレナ・ボナム・カーター)。
スィーニー・トッドにも出演してましたが、またピッタリのはまり役です!
魔女っぽい!!迫力あります。
あと、個人的にはウィーズリーの双子が好きです。見分けが付かないけど。
by Reese8
| 2008-09-25 00:24
| 映画