ゴールデンスランバー
2010年 11月 21日
野党初の首相となった金田が、仙台市内で凱旋パレードを行うその日、数年ぶりに大学時代の友人・森田に呼び出された青柳は、森田から「お前、オズワルドにされるぞ」「逃げろ。とにかく逃げて、生きろ」という忠告を受ける。爆発音がしたかと思うと、警察官たちが、二人が乗っている停車中の車に駆け寄り躊躇なく発砲する。青柳は、反射的に地面を蹴り、仙台の街中へと走り出す……! (Amazonより)
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『首相暗殺の容疑をかけられた男』、『何故か国家レベルで仕組まれた』みたいな予告でした。
イメージ的には『世にも奇妙な物語』っぽいのかな?と思い少し躊躇しましたが、
(私は『世にも~』があまり好きではないので)
主演が堺雅人だったことと、予告の雰囲気良さそうだったので見ることにしました。
結果としては、コレ好き!です。
青柳(堺雅人)が犯人でないことは最初から分かっているのですが、
証拠が青柳を犯人だと指しているように仕組まれていて、
誰もが「あの人が首相を暗殺しちゃったんだ」と思い込んでしまうんです。
そんな中でも、古い友人は青柳を信じてくれて、逃亡に協力してくれたりするのですが、
国家レベルで仕組まれているので、もう逃げ切れない!!と本当に思いました。
見ていても、逃げ道が考えられなくてドキドキします。
警察もバンバンピストルを撃ってきちゃったり、
最後の逃亡劇なんかがやや非現実でコミカルでもあるのですが、
昔見た映画の『7日間戦争』をふと思い出させてくれて、かすかに懐かしさも感じてしまいました。
最近だと『二十世紀少年』ぽい雰囲気があると言った方が分かりやすいかもしれません。
最初と最後に全く同じシーンが流れるのですが、
最初は何の意味も無さそうなシーンだと思うのに、
最後に見ると、背景が見えてグッと胸にくるシーンに感じます。
配役もなかなか良かったです。
竹内結子をチームバチスタ以来見ていなかったのですが、(バチスタはミスキャストだと思う)
やっぱりこういう女性らしい役の方があってると思いました。
[Amazon:ゴールデンスランバー [DVD]]
by reese8
| 2010-11-21 00:11
| 映画