自由気ままに、映画・本・CDの感想を書きつづります。マイペースで更新する予定です。


by reese8

さまよう刃/東野 圭吾

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内容(「MARC」データベースより)
不良少年たちに蹂躙され死体となった娘の復讐のために、父は仲間の一人を殺害し逃亡する。世間の考えは賛否が大きく分かれ、警察内部でも父親に対する同情論が密かに持ち上げる。はたして犯人を裁く権利は遺族にあるのか?

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娘を殺された父親が復讐をするという話です。
『いくら殺されたからって、自分で復讐するなんて!』と復讐について否定的であったとしても、
この本を読んだら、主人公の父親を思わず応援してしまうのではないでしょうか。
娘の事件に遭遇するところから始まるのですが、
もう、本だからどうしようも無いと分かりつつ、
読みながら『ダメダメ!早く帰りなさい!』とか『危ない!』とか娘に注意したくて仕方なかったです。
事件のくだりは、本当に胸が痛くなるほど残忍で、
読み終わるまで、すごく気持ちが暗くなりました。
そして、やっぱり誰も救われていない!!とやるせない気持ちになりました。
東野圭吾の本って、そういう感じの話が多いのですね。
でも、最後まで思わぬ展開があったりして、
表現が適切かは分かりませんが、面白い本でした。読んで良かったです。
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by reese8 | 2010-10-10 22:17 |